北海道の高速道路でジャンクションができるのは、平成に入ってから、札幌ジャンクションが一つ目になる。昭和の学生の頃は、ジャンクションの円を描くような高架の橋の工事が進むにつれ、少しづつ、桁とその上のカーブのある橋が伸びて行っていたのを思い出す。
その札幌JCTが開通して、それほどたたない頃、東京で仕事をするようになり、首都高を通ることがあった。箱崎JTCは、規模も交通量も全然違った。
その後、北海道では、高規格幹線道路が北海道開発局により整備されるに従い、NEXCOの道路と接続するJTCが増えていくが、箱崎JCTのようなところは、まだ、ない。
写真は、上士幌町の道の駅で見かけた旧士幌線タウシュベツ川橋梁のジオラマ。
士幌線は、帯広市で根室本線の上下線と広尾線とで結ばれており、当時の国鉄線が十の字になっていた。そして、その結節点がヒトの賑わいをつくっていた。
また、士幌線の計画では、上川管内の上川町と結ぶ計画となっていた。上川町の結節点ができていたなら、観光客の賑わいを作り出していたのかもしれない。