NHKの歴史大河ドラマで紫式部をテーマにしていることにちょっと驚く。勇ましい戦闘シーンが中心の戦国時代、幕末のドラマとだいぶん趣向を異にする感じ。古典の勉強か。
小学生の頃からずっと国語が苦手であった。中学からの英語も苦手で、高校二年の時、古典を習い、平家物語、源氏物語、伊勢物語・・・授業も楽しく、古典だけは成績も良かった。現代文は相変わらずだったが。
伊勢物語で、左遷され東国に下る在原業平一行が、富士の山を見て、比叡山の20倍、姿は塩尻のよう、と説明がある。ツーリングで、旅行で、単身赴任先で、富士山のような山に出会うと伊勢物語を思い出す。
北海道の蝦夷富士、羊蹄山は富士の山の上半分をちょん切って置いたよう。業平御一行様がご覧になったら、どんな歌を読むのかな。
北海道には、名前に富士とつく山がいくつかあるが、個人的には、利尻富士がいい。
冬の青が濃い日本海に氷山のようにスッと立っているのがいい。そんな時期はオートバイに乗れない。残念。