写真は旧浜益村の黄金山。増毛山地の南の端にある。
なんだか、富士山を小ぶりにしたような山であるが、北海道の背骨を貫く複雑な地層と侵食の結果のよう。火山の噴出物が積もり積もってできたモノではないよう。
しかし、富士山が信仰の対象であるのと同様、地元のアイヌの人にとって大切な山であったよう。石狩の海岸を走った後に、ゆっくり山を拝して、近くにある温泉に、ゆったり浸かりたいものです。
ちなみに、黄金山の二つ隣が群別岳。海岸沿いを北に走れば増毛山地の主峰、暑寒別岳の麓へ。美味しい国稀があります。東に山を越えれば新十津川。酒米の産地があります。高知の酔鯨でも使われています。